高田製薬

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高田製薬行動憲章

制定:2007年 7月20日

改定:2022年 4月  1日

 高田製薬株式会社は、研究開発型企業として、常に技術の向上を図り、独創的な製品を開発し、高品質の製品を適正に供給することにより、人々の健康に貢献し、社会的信用を確保するとともに、会社の発展と社員の幸福および協力者の共栄を求めて事業を進めます。

 そのため、私達は、すべての企業活動に際して、次の行動原則に基づき、人権を尊重するとともに、関連する法令、規則、業界自主規範およびその精神ならびに社内規程を遵守し、高い倫理観と社会的良識をもって行動します。

製薬企業として

 経営理念のもと、生命関連産業として公的医療保険制度のもとでその企業活動が行われていることを踏まえ、企業活動にあたっては、患者の健康と生命に貢献することを判断の最優先の基準とし、医学・薬学の進歩、ライフサイエンスの発展に貢献する。

  1. 1. 持続性ある医療保険制度に貢献する高品質で有効性、安全性に優れた特徴ある医薬品の開発・生産に取り組み、安定的に医療の場に供給し、医療コストの効率的配分及び国民の健康と福祉に貢献する。
  2. 2. 臨床試験は、医療機関の協力を得て、被験者の人権を尊重するとともに、安全確保に留意し、かつ科学的厳正さをもって遂行する。非臨床試験として必要な動物実験は動物福祉に十分配慮して行う。
  3. 3. 医薬品の適正使用を確保するため、品質・安全性・有効性に関する情報を的確に提供するとともに、製造販売後の情報の収集・分析評価とその伝達を迅速に行う。
  4. 4. 医療関係者や患者等と誠実なコミュニケーションを図り、満足と信頼を獲得する。
  5. 5. 公正で自由な競争を通じ、医薬品として適正な取引と流通を行うとともに責任ある調達を行う。また、医療関係者を始め、政治、行政との健全かつ正常な関係を保つ。

企業市民として

 自らが社会の一員であり、その中で生かされ発展していく存在であることを自覚し、社会からの要請に真摯に応え、社会の健全な発展に寄与する。

  1. 6. 地球温暖化防止等環境問題への取り組みは人類共通の課題であり、企業の活動と存続に必須の要件であることを認識して、自主的、積極的に行動する。
  2. 7. 良き企業市民として、積極的に社会に参画し、その発展に貢献する。
  3. 8. 市民社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体に対し毅然として対応を行い、関係遮断を徹底する。また、テロリズム、サイバー攻撃、自然災害、パンデミック等に備えて危機管理を徹底する。

高田製薬として

 社会からの信頼を高め、企業として継続的に発展し、高田製薬に関わる全ての者の幸福、繁栄を実現するための施策を行い、日々改善を行う。

  1. 9. 企業を取り巻くステークホルダーとの対話を行い、透明性を保ち、社会に対する説明責任を果たすため、企業情報を積極的かつ公正に開示する。また、個人情報・顧客情報をはじめとする各種情報の保護・管理を徹底する。
  2. 10. 従業員の多様性・人格・個性を尊重し、倫理観の高揚を図るとともに、健康と安全に配慮した働きがいのある環境を確保し、ゆとりと豊かさを実現する。
  3. 11. 国内外の全ての人々の人権を尊重した経営を行う。
  4. 12. 事業活動のグローバル化を推進し、各国・地域の法律の遵守、人権を含む各種の国際規範の尊重はもとより、文化や慣習、ステークホルダーの関心に配慮した経営を行い、当該国・地域の経済社会の発展に貢献する。
  5. 13. ジェネリック医薬品の普及を推進する国際的取組みに参画し、その発展に貢献する。
  6. 14. 経営トップは、本憲章の精神の実現が自らの役割であることを認識し、率先垂範の上、自社およびグループ企業に徹底するとともに、取引先に周知させる。また、社内外の声を把握し、実効あるガバナンスの構築を行うとともに、企業倫理の徹底を図る。
  7. 15. 本憲章に反するような事態が発生したときには、経営トップ自らが問題解決にあたり、原因究明、再発防止、信頼の回復に努める。また、社会への迅速かつ的確な情報の公開と説明責任を遂行し、権限と責任を明確にした上、自らを含め厳正な処分を行う。