高田製薬

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廃棄物に関する管理活動の推進

近年、多くのゴミ問題が報告されています。
● ゴミの発生量が増加し、最終処分場の残余容量が減少
● ゴミの焼却で発生するCO2により、温暖化の進行
● 海洋プラスチック問題など
今後生産拡大を図っていく上で、ゴミの発生を抑え、再資源化を進めるとともに管理体制の強化が必要と考えています。

産業廃棄物の再資源化の促進と最終処分量削減のための対応


当社は以下の日本製薬団体連合会(日薬連)循環型社会形成自主行動計画に参画し、日薬連の目標に貢献できるよう、産業廃棄物の再資源化の促進と最終処分量削減に取り組んでいます。





 

また、③の廃プラスチック再資源化については、2024年度より以下に掲載した具体的な進捗目標を掲げました。
2030年度に廃プラスチック再資源化率65%以上を達成できるよう、取り組みを推進しています。


近年の廃棄物発生量、再資源化率、最終処分率の推移





【集計概要】
・算定基準
 廃棄物発生量:製造、試験・研究及び物流の事業所からの廃棄物発生量
 再資源化・最終処分率:廃棄部発生量から再資源化・最終処分した割合
・集計範囲:2019年度~2023年度
・集計期間:4月~3月

 2023年度廃棄物発生量内訳と処理状況


当社にて2023年度に発生した廃棄物量の内訳は右のグラフの通りです。
当社として再資源化が難しいと考えられる「廃酸」、「廃プラスチック」、「動・植物性残渣」の発生量が約6割となっており、この3種の廃棄物について発生量の削減と再資源化を進めることが課題となっています。
「その他」に分類している廃棄物は「鉄くず」(約3%)、「事業系一般廃棄物」(約2%)、「ガラスくず」(約2%)、「塩素系廃溶剤」(約0%)となっています。
「紙くず」については100%再資源化、「廃油」・「有機性汚泥」については一部を再資源化しています。
発生する廃棄物のほとんどが焼却(サーマルリカバリーを含む)による中間処理後に最終処分となっています。カーボンニュートラル達成のためにも、焼却を必要としない再資源化が必要と考えています。

 



エコキャップ運動に参加しています
2020年10月から「ワクチンの寄付」・「障害者の雇用・社会進出」・「CO2削減」の促進のためエコキャップ運動へ参加しています。2024年5月までに計23回、累計95,716個のペットボトルキャップを寄付しました。売却益の一部をJCV(Japan Committee Vaccines for the World's Children NPO法人「世界の子どもにワクチンを」日本委員会)へ寄付し、ワクチンとしての累計は111人分となります。
また、ペットボトルキャップの寄付により削減されたCO2は701.18kgとなっています。今後もエコキャップ運動を継続していきます。